◆ 現在は、次の建造物処理に向けての準備が実施されています。処理の効率化のための装置の改善、省エネ化、新たな検証方法の検討、手法の汎用化などが検討されています。
◆ 温風処理の効果については、長期にわたる検証が必要なため、処理後5年、10年での現地調査などを今後行う予定です。
◆ 美術工芸品(動産・小物)の処理方法が検討され始めています。対象の劣化状態の評価とそれに基づく最適な処理スケジュールが求められます。
◆ 保管されている書誌類の虫害の駆除や菌害の抑制、さらに災害などで水損し、保管されている書誌類の除菌・乾燥手法としての可能性が検討され始めています。